F.D.O かわら版 平成21年11月

 「日本人のむし歯は減っている」
厚生労働省の調査資料を見ていて、
   実に複雑な心境でした。

3歳の子供が平均何本のむし歯を持っているかの調査結果で、
平成19年平均1.01本ほぼ一人1本ということですが、
平成1年の調査では2.90本、一人3本もありました。

約20年の間に3歳児のむし歯は3分の一に減ったわけです。
これは日本の平均なのでおそらく
東京23区内では0.8本とかそのくらいの「むし歯保有率」でしょう。

また同じ調査でむし歯になっている子供の率(むし歯有病者率)も
平成1年が55.8%なのに対し平成19年は25.9%、
ほぼ半分に減っています。

お母さんたちの努力とフッ素によるむし歯予防が功を奏しているのでしょう。

最近、藤本歯科医院でも治療が追いつかないくらい、
たくさんむし歯を抱えたお子さんには、めったにお目にかかれません。


 また文部科学省が発表した中学1年生の一人平均う歯等数
(これは治療済みの歯も含みます)は
平成1年の4.30本に対して平成20年では1.51本に減少しています。
つまり幼少の時期にむし歯にならなければ、
中学生になってもむし歯はあまり増えない、ということです。

 むし歯が減るのに対し、逆に歯科医師の数は増え続けています。

昔ながらの診療形態で治療をやっていたのでは、
とてもやって行けない状況になってきているのは確かですね。

 しかし、私も26年間中学校で嘱託医をやっていますが、
歯周病については全く減っていません。むしろ増加している感さえあります。

この事実を見ても子供たちの歯磨きが
上手になったのでむし歯が減ったわけではないことがわかります。
また、歯並びの悪い子が増えているような気がします
とくに女の子の顎が狭くなっているように思えます。

 我々歯科医はむし歯が減って喜んだり、生活に不安を抱いたりの前に、
もっと子供達の歯肉に関心を持ち、
子供の頃から歯周病の予防に積極的にかかわっていくべきでしょう

歯並びが悪いのも将来歯周病や顎の関節異常を引き起こす大きな要素ですから、
単に見栄えが良い悪いだけで考えず、
保護者の方々もお子さんの顎の形や歯並びにも関心を持ってもらえると

日本の歯科医師が失業保険をもらう時代がやがて来るかも知れません。

最近のちょっとディープな沖縄 38.

沖縄の台風はとても怖い

 今日は台風18号が本州に接近しているため、千葉県でも強い風が
吹いています。

 しかし、沖縄に来る台風はこんなもんじゃありません!!

 いつだったか、9月の連休に久米島にダイビングに行った時のできごと。

 5日前に強い台風が久米島を直撃したばかりでした。

 空港の通路は砂だらけ、なんかいつもの沖縄ではなく、

荒涼とした、すさんだ雰囲気が異様。

 ホテルに行くと、去年は外に置いてあったクルーザーが

なんと、ロビーに、、、。


 強風で押されて、ガラスを破壊してロビーまで動いてしまったそうです。

 地元の人に聞くと、どんなに厳重に戸締りをしていても

サッシの隙間から、ホースで水を撒くように

シュー、シューッと雨水が部屋の中に飛び込んできて

部屋の中はビショビショ。

 怖くて一晩中、トイレに隠れていたとか
風呂場で震えていたとか、皆さんおっしゃいます。


 空港の夜警さんは雨、風が吹き込んで

外に出ようにも、
駐車場の車が風で横倒し建物の中は、紙吹雪

一晩中一人でのた打ち回っていて
ついに気が変になった、

などの話まことしやかに伝えられています。

 すごいのは、ガラスが割れてすさまじい風が
ホテルのダイビングサービスの部屋に吹き込み

積んであった何十冊もの漫画雑誌が、
全て一枚一枚風でちぎられて

 壁や天井にべったりと張り付いてしまった、
とのこと、それを剥がすのに、2日かかったそうな。
 

案内されて島の見晴らし台に登ると
あちこちの家の屋根が吹っ飛ばされて
ブルーのビニールシートをかぶせたまま。

 電柱はあちこちで倒れているは、木の幹から
折れて道を塞いでいるはで、


 いかにすさまじい台風に直撃されたかがわかりました。

 別のホテルでは、テラスに置いてあるビリーヤード台が
吹っ飛んで、ロビーはメチャメチャになったとか聞きました。

 台風慣れした沖縄でも、こういうことがあるんですね。

 それに比べれば、明日こっちに上陸する予定の
18号など、どってことないですね。

F.D.O かわら版 平成21年10月号

秋の味覚 食欲の秋で思うこと」

 秋になると果物も野菜も魚も美味しい時期になります。
そこで時々子供の頃のことを思い出しますピーマンが嫌いで
こっそり取り除いて食べていたことを。

 今も昔も子供の嫌いな食べ物NO.1はピーマンですが
なぜ子供に嫌われるのか、私なりにちゃんと理屈があります。

 そもそも動物は「苦いも物は毒」「酸っぱい物は腐っている」
と感じ食べると危険と判断します。これはごく自然の摂理です。

子供はその摂理にしたがって、
ピーマンは危険な食べ物と自然に感じているのではないでしょうか。

 調べてみるとピーマンも完熟すると「甘い食べ物」になるそうです。
熟してからなら、むしろ動物に食べてもらい、種を運んで欲しい、
しかし熟する前に食べられては困るので、動物の嫌う苦さを身につけている。

 おなじみのミカンも青いうちは酸っぱいのに、
黄色く熟すと甘くて美味しい動物好みの食べ物に変身するわけです。


 それでは酸っぱい果実の代名詞、レモンはどうでしょう?
 残念ながら完熟レモンを食べたことがないのですが、
やはり甘いという話です。

 獣や魚は冬に備えて体脂肪を蓄える時期なので、
きっと味もうまいのでしょう。
 
 人間も涼しくなると食欲が増してきます。

これも動物としては自然な反応なのでしょうが

人間は冬になっても食べ物に不自由せず、
凍えることもないので、秋に貯めた脂肪を
冬に消費することなく、体にしっかりと溜め込んで
春に持ち越してしまいます。

 まさにスポーツの秋です、気持ちよくどしどし運動しないと
健康診断で「メタボ」と言われてしまいます。

 一度内臓に溜まった脂肪は簡単には落とせません。
 人によっては、すぐに脂肪を貯め込んでしまうタイプがあるようです。

まさに私がこのタイプ

太古の人間はともかく、現代人としては困った体質です

 それこそ毎日、犬とジョギング・ウォーキングを続けていても
、たまに友人や仕事関係でメタボな食事をすると、
その栄養をしっかり体内に取り込んでしまい、また日々の努力の繰り返しになり、
ポッコリ出た腹はさっぱりへこみません。

 先月、健康診断で歯科医院の近くにある
セコメディック病院に行ってきました。

 検査後に出された昼食は低カロリーなのに
品数も多くとても工夫されていました。

「毎日こういう食事を食べていれば、健康でいられるのに」

 どこかに低カロリーでしかも美味しい食事の宅配はありませんかね。

F.D.O かわら版 平成21年9月号

民主党政権で医療は変わるか

  私にもよくわかりません。



 つい最近までは医師会・歯科医師会は自民党を支える有力な

団体でしたが、政府の社会保障政策があまりにひどい

ということで医師会や歯科医師会の会員が自民党離れを

起こしてしまいました。



 この状況は医療に限らず、どこの業界でも

同じだったようで

 選挙の結果は皆さんご存じの通り、

民主党の大勝利、いままでろくな政策も打つ出せなかった

自民党は、政権の座から引きずり降ろされることになりました。



 私の個人的な意見ですが、福祉や医療が誰でも無料で

安心して病気治療や老後が過ごせるなら、

税金が高くてもかまわないのではありませんか。

北欧の社会保障システムが理想のような気がします。


 国民が子育てをする時、病気の時、高齢になって体が

動かなくなった時のことを心配して、一生懸命に節約して

お金を貯めておかなければいけない社会より

自分が稼いだお金を、たとえ半分税金で消えたとしても

気兼ねなく使い切ることができる社会の方が

幸せで楽しいのではありませんか。



 国内の消費も拡大して、経済対策としても良いのでは。


 しかし、日本人は税金は「取られるもの(昔の年貢みたいに)」

歯は「抜かれるもの」と昔から思い込んでいるようで

「自分が払った税金が、みんなの暮らしの役に立って

自分もその恩恵を受けている」という発想はないようです。



 民主党政権がこれからどんな政策を出してくるのか

わかりませんが、最低限、自分たちの払った税金が

無駄なことに使われたり、

一部の人間だけの利益になったりすることがなく

きちんと国民のために使われるような国にしていただきたい

と思います。



 友人達と話をしていても「ちゃんと無駄使いのない予算を

組んでくれて、使い道にきちんとしたチェック機能が働くなら

自分たちはもっと税金を払ったってかまわないよ」

と言う人はたくさんいます。



 日本に住んでいる人間を支えるための負担なら

日本で働いてたくさん稼いだ人が余計に国に税金として

お金を払うのは当たり前のこと

と思えるような社会が早く来て欲しいものです。

ちょっとディープな最近の沖縄 37.

やっぱり沖縄は偉い!

 全国的に天候不順のため
いまだに「梅雨は明けはまだ」なんて
気象予報士が しれっとした顔ではなしていますね。
今年は夏がないかも。

 それでも沖縄だけは「夏」
毎日、34度の気温と強烈な日差しが
琉球諸島に降り注いでいることでしょう。

やはり「沖縄はオキナワ」です。

 スキューバをやっていた頃はピーカン大歓迎でしたが
レンタカーや徒歩であちこち回って歩くには、キビシイ季節です。

 夏休みは沖縄、と決めていた私も、今年はパスです
友人から休みはまた沖縄?とよく聞かれますが
「今年は横浜」と答えています。

 それでも毎日我が家の有線放送のスピーカーからは
のんびりとした三線の曲が流れて
窓の外からは蝉の鳴き声が聞こえてきます。

 これで「オリオン サザンスター」(とても美味しい発泡酒)でも飲んでいれば
「我が家はも沖縄です」

 こんど沖縄に行くのは
 台風シーズンが終わる10月下旬になります。
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